故・志村けんさん のコント作品を再放送して欲しい!という要望が多い中、志村さんの所属事務所イザワオフィスが『だいじょうぶだぁ』をYouTubeで公開することに踏み切りました(≧▽≦)
ありがとうございます!!!!!
これを書いているタイミングで既に『#1』を5回くらいリピートで見て、笑わせてもらいました!
そんな中で、イザワオフィスがこの発信をするうえで『諸事情により地上波テレビ放送が限りなくゼロに近い』というコメントを添えられています。
『諸事情により再放送できない…!?』
それってどういう理由なの?ということが気になります。。。その理由について考察をしてみたいと思いましたので、調査内容をまとめて行きたいと思います!
『志村けんのだいじょうぶだぁ』動画公開に関するイザワオフィスのコメントおさらい!
まずは、イザワオフィスのコメントの中で、再放送できない諸事情というコメントに関連する部分を改めて確認してみましょう!
イザワオフィスでは、1987年〜1996年にテレビで放送された「志村けんのだいじょぶだぁ」を再編集し、令和2年4月18日 午前7時より、弊社YouTubeチャンネルにて、動画全10本を順次公開いたします。
1987年より9年間に渡りにテレビで放送された「志村けんのだいじょぶだぁ」は、諸事情により、テレビなどで目にしていただく機会がなく、今後についても、残念ながら限りなくゼロに近い状況です。
弊社スタッフ一同、これら、志村けんの全盛期とも言える時期の作品が、このまま人々の目に触れられず、再び世に出ないまま葬り去られてしまうことに対して、大きな葛藤がありました。
志村けんと共演者、制作スタッフが作り上げた「本来であれば処分されるのを待つのみ」であった本作品群が、家庭を明るくする⼀助となり、より多くの方々を助けることを、弊社スタッフ⼀同、願っております。
【参考】https://izawaoffice.jp/news200418.html
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やっぱり何度見返しても『諸事情』が何なのか非常に気になりますね。。。
まあ、想像がつく部分とそうでない部分とありそうですが、そういったこともひっくるめて、『諸事情とは一体何なのか?』について調査をしていきたいと思います!
『志村けんのだいじょうぶだぁ』がテレビ放送できない諸事情とは?一般論編!
まずは、『諸事情』と聞いて一般人視点で何が思い浮かぶのか?を私の視点と世間の声を並べて見たいと思います!
『私が思う』地上波テレビ放送で再放送できない諸事情
志村けんのだいじょうぶだぁコントと言えば思春期の少年少女が『ドキッ』っとするネタや時に成人男性が大好きな描写や言葉が飛び出したりするイメージですし、2020年現在のテレビ放送では過激すぎて批判を浴びそうなネタも多々あるように思います(^_^;)
ということで、それらを箇条書きにしてみると…
- 小学生、中学生、高校生など思春期の子供には刺激が強い描写がある
- それ以外の過激な描写がある
- 田代まさしをテレビ的に放送できない
- それらによってクレームが入る恐れがある
みたいなところかと想像しています。
DVDを見返しましたが、めちゃくちゃ笑えます。でも、きっとDVDにもできていないような過激な内容のコントもあったんだろうな…と思いつつも、それを改めて見てみたい!とも思ったりもします(笑)
『世間の声』地上波テレビ放送で再放送できない諸事情
世間の声はどうなんでしょうか…
ちょっと抜粋していきますね!
今日 YouTubeで
「だいじょうぶだぁ」
見たら
諸事情でテレビで流せない
って意味がよくわかった。— tomo🍀 (@1224masakito) April 19, 2020
YouTubeで公開されたというだいじょうぶだぁが諸事情でテレビで放送できないやつと聞いて、秒でその諸事情とやらを察してしまった
— まち NOT DEAD (@machibozu69) April 18, 2020
早速ですが、『諸事情』についてはっきりとは言えないけど、何かを感じ取られる方が多々いらっしゃいますねw
そして…
旦那がテレビにYouTube繋いで大画面で「志村けんのだいじょうぶだぁ」を見て床に転がって泣きながら笑ってるんだけど(犬なら嬉ションするレベル)、諸事情でテレビではなかなかって難しいって、アレか、田代まさしがガッツリ出てるからだね…。
— オデッサ (@orrizonte18) April 19, 2020
やっぱりそう感じる方もいらっしゃいますよね!
これは、確かに…とも思いました!そう考えると、厳しい世の中ですなぁ…健全化に繋がれば幸いですが。
だいじょうぶだぁの諸事情により再放送不可は
田代まさしじゃなく劇中の喫煙行為ではないのか?— Toshiyuki Nishikawa (@toshi0301west) April 19, 2020
この意見も分かりますねw
出だしから…あの体操ですからねwww ←今では考えられないド直球のネタに爆笑しましたwwww
今の地上波では全然大丈夫じゃないんだけどネットならだいじょうぶだぁ!!!
下ネタ全開のコントまじで面白かったよw
諸事情はT氏のことじゃなくてぶっちゃけ下ネタの方だよねwww>RT
— た~くん@YouTuber (@bukowski__dream) April 19, 2020
だいじょうぶだぁ公式動画 開始40秒で諸事情出てきて草
— PND_Kumaneko[YSIK] (@Type_810) April 18, 2020
ただ、『諸事情』に関してこういう意見もあるんですよね。
田代マーシーのせいだって思ってたけど、動画視聴後にそうじゃないって思った!
この意見を見て私が解釈したのは、
事務所として田代まさしの映像を公開することはダメだとは思っていない、ということですね。
う~ん。あくまで想像の域を出ないですよね。。。
そこで、この後は少しテレビ局が放送上で何を気にしているのかを調査していきたいと思います!
『志村けんのだいじょうぶだぁ』がテレビ放送できない諸事情とは?テレビ局の都合って?①
『諸事情』という表現はご察しの通り、色んな事を含んでぼやかし明言を避けたい時に使う、使い勝手のいい表現ですよね。
私たち一般人の使う『一身上の都合により…』と同じですね。
で、調べた中でテレビ局が何を気にして放送内容を決めているのか?というと、以下のようなことが上げられました。
- スポンサー
- 芸能事務所
- 政権
- 視聴率
- コンプライアンス
- BPO
私が調査した中だけでこのくらい出てきますから、細かく上げればもっとでてくるかもしれませんが、主要なポイントは上がっていると思います。
この中で話をすると、『芸能事務所』『政権』『視聴率』については、特に支障なしかと思います。
芸能事務所
25~30年以上前の作品ですから、もしかするとその事務所との間に放送できない人物がいるとか、想像もできますが、志村けんという芸能界のレジェンドを前にして、事務所間のそういう話はあまり考えられないと思いました。
政権
私見ですが、全く関係ないと思います。
視聴率
視聴率なんて、このタイミングで志村けんの放送というと軒並み2ケタですから、放送できるものならしたいと思っていそうですよね。
視聴率が取れないという理由では絶対にないですね。
では、次にテレビ局都合での諸事情にあたる可能性についてみていきましょう。
『志村けんのだいじょうぶだぁ』がテレビ放送できない諸事情とは?テレビ局の都合って?②
では、続いて
『スポンサー』『コンプライアンス』『BPO』についてはどうでしょうか?
スポンサー
ここの可能性は非常に高いと思います。
理由は田代まさしが作品中で主要キャラとなる展開が多く思いっきり映るということです。
田代まさしの地上波出演状況を見てみると2001年逮捕以降、ラッツ&スター時代のVTRや写真も放送が難しい状況で、やむなしでの対応は顔を修正するなどで対応しているようです。
地上波以外(衛星放送など)の出演作品も非公開になるなどその影響は多大なようです。
広告主のスポンサーは広告塔となる番組をクリーンイメージにしておきたい意向が強いとのことですので、やはり逮捕者や不祥事を起こした人を良しとしない傾向にあるようですね。
逆に、フジテレビで特番として『志村けんのだいじょうぶだぁ』を放送しているところからすると、最近放送しているコントの内容であれば問題はないということですよね。
ちなみに2020年現在のスポンサーは、
ORIHIRO、P&G、アサヒ、小林製薬、SUNTORY、マンナンライフ、などが超大手ですね!
コンプライアンス
もちろん、、、これも思いっきり絡んでそうです。
『田代まさし』が主要キャラとは言え、志村けんと言えば『いしのようこ』がいますよね。
つまり、この志村けんを欲している2020年4月現在…
『田代まさし』をとのコントをカットして使うという手もあると思います。※かなり大変だと思いますが…
と、考えれば、やっぱり放送内容として問題視される演出が多かったという事かと思われます。。。
食べ物を粗末扱う、動物を落としたりする、叩くなどの描写が行き過ぎる、大人向けの演出が行き過ぎる、喫煙シーンが普通に出てくる、など…
今、この時代に改めて見返すと驚くような演出が結構あったようにも思いますw
まあ、コンプライアンス的な視点でテレビ放送NGになるパターンが大いにあり得ると思いましたし、実際2020年3月に放送された『だいじょうぶだぁ』の内容はかなりマイルドになっている印象です。
BPO
テレビ関係者が最も恐れるモノそれは…
『BPO(放送倫理・番組向上機構)』
らしいです。最近結構聞きますよねBPO…
先ほどのコンプライアンスなどを全部ひっくるめて、日本のテレビ放送を管理していく第三者機関ですね。
BPOの概要はコレです↓
放送における言論・表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理の問題に対応する、第三者の機関です。
主に、視聴者などから問題があると指摘された番組・放送を検証して、放送界全体、あるいは特定の局に意見や見解を伝え、一般にも公表し、放送界の自律と放送の質の向上を促します。
参考:https://www.bpo.gr.jp/
この中で、放送基準という規定があり、その中の代表的な理念として次のことを重視しているとのことです。
『正確で迅速な報道』
『健全な娯楽』
『教育・教養の進展』
『児童および青少年に与える影響』
『節度をまもり、真実を伝える広告』
中の3項目が特にバラエティ番組に該当するように思えます。
詳細を確認されたい方は、直接BPOのHPを確認していただきたいのですが、上記の『スポンサー』『コンプライアンス』の項で紹介した内容について細かく取り決めがありますね。。。
テレビ放送をするうえで、各放送局は相当気にかけていられるんでしょうね。
最近でも、人気番組が審議にかけられ放送終了になったりもしていますし、年々厳しい放送基準になっているんでしょうね。
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【志村けんのだいじょうぶだぁ】諸事情とは?再放送できない理由まとめ!
『志村けんのだいじょうぶだぁ』YouTube動画公開に際した、イザワオフィスのコメント『諸事情』について、一般論とテレビ局視点とで色々と調査してみましたが、
スポンサーの意向などもあるとは思いますが、25~30年前に放送していた番組内容が、2020年現在の放送倫理に合わない部分が多いということが『地上波テレビで再放送できない理由』として最も可能性の高い解釈だと思いました。
また、その細かな障壁としては、いくつもの視点があるように思いました。
2020年に放送された『だいじょうぶだぁ』と30年前の『だいじょうぶだぁ』を見比べて見れば、具体的なOK、NG理由って感じ取れると思います。
少なくとも
・田代まさし
・喫煙シーン
については思いっきり引っかかるところかと思いました。
逆に、
- 大人向けの表現、ギャグ
- ヤンチャな設定
- 水を大量に使う
などは、2020年時点でも演出されていますから、程度問題がありそうですよね。
あと、設定が結構偏ってるイメージもありますから、そういう意味ではNG領域って増えてることは間違いないです。
いづれにしても、私たちにできることは、イザワオフィスの計らいで見れるYouTubeで思いっきり笑わせてもらうことかと思います!
志村けんさんがもうこの世に居ないという現実は悲しすぎますが、残された作品で楽しませてもらいましょう!
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最後までお読みいただきありがとうございました!