みんな大好き、スタジオジブリ作品の中でも名作『耳をすませば』について書いていきたいと思います!
合わせて読みたい
と言うのも、映画のその後について非常に気になりますよね!
今回は、その続編を含め「その後」について調査してみました!
『耳をすませば』のラストシーン・結末をおさらい!
まずは、映画『耳をすませば』がどういったラストシーン・結末だったのかをおさらいしておきたいと思います!
聖司と出会い夢に向かって歩むということをやってみたいと決意した、雫は受験という大事な時期に受験勉強を差し置き、やりたかった『物語を書く』という目標を作りそれに没頭する。
小説を書き終えた雫は、その作品に納得いっていなかったものの最初に読みたいと言ってくれていた西老人に読んでもらい、少しだけ元気をもらった。
ヴァイオリン職人になるためにイタリア留学をしていた聖司が一時帰国した際に、聖司は雫に会いにきてくれた。2人乗りの自転車で高台に行き夜景を眺める2人。
2人はそれぞれの夢への一歩を踏み出すことを共に決意した。
そして、ラストシーンの名場面、聖司の「今すぐではないけど…結婚しよう(立派なバイオリン職人になれたら)」
そこで、映画がおしまいって感じでしたよね。
要は結末としては、お互いの気持ちを確かめ合い同じ気持ちだったということは分かったのですが、そこから気になるのが『その後』ですよね… ってことで、その後についての調査をしてみましたので、以下ご覧ください!
耳すまの続編は?漫画&映画タイトルとあらすじ解説!
では、続編について紹介していこうと思います。
漫画と映画でそれぞれの続編があるようです。
早速紹介しますね!
漫画:耳をすませば ~幸せな時間~
これは、有名かもしれませんね! 元々、『りぼん』という少女漫画雑誌に連載されていたのが1989年でこれが原作となり、映画は1995年にスタジオジブリによって編集されリリースされていますが、映画がヒットしたからなのか1996年にこの『幸せな時間』がコミックスとして発売されています。
そして、この『幸せな時間』の設定は、映画と同じ中学3年生であり、物語の時系列的にはそれほど進んでいる様子ではありませんね。 内容としても漫画前提の内容であり、聖司はバイオリン職人を目指しているのではなく画家を目指しています。
そして、空を飛ぶことのできる羽を拾って、羽によって起こるファンタジーなドラマ作品となっています。
まあ、最終的には夢だったというオチですが、そういう夢の体験から少しだけ現実を受け入れながらも信じられる気持ちにもなったというお話です。
って、映画との繋がりってあんまりないのかもしれませんね。結論的には漫画の続編って感じでした!
映画:猫の恩返し
実は、これが続編だと思っています。というか表向きには全くそうなっていませんが、そういう位置づけだと思えてなりません。
なぜなら、『猫の恩返し』を書いた作家は将来の雫という裏設定が存在するのだそうです。
ですから、雫が作家になるという夢を叶えたってことが分かりますよね。
そして、両物語に登場するバロンは、雫が『耳すま』の物語上で地球屋(アンティークショップ)見たバロンを題材に創られたものなんでしょうね。
ですので、バロンは『耳すま』発信だということが言えると思います。
ただ、やはりこの裏設定では隠れ続編だったとはいえ、目的の2人の『その後』の答えは出ていませんね。
スタジオジブリ名作・耳すまの『その後』3パターン目とは?
そして、実は『その後』についてもう一つのストーリーがあることをご存知でしょうか? それは、皆さんの想像されている通りなんだそうです!
えっ!? どういうこと?
って思われた方いらっしゃると思いますが、敢えてその後については言及せず、そして明確な続編というものも用意しないというのはそれが狙いなんだとか。
要は、制作側が準備した物語ではなく皆さん1人1人が想像で制作することも一つの素敵な物語になりえるってことです。
それは、自分以外を含めれば3パターンどころではなく無限大のパターンが存在するんでしょうね。
例えば、
- 修行期間を終え、しっかりとバイオリン職人として一人立ちした聖司が雫を迎えに来て、10年越しの約束を叶えたとか
- 青春の甘酸っぱい思い出となって、それぞれの道を歩んだとか
- 一人前の職人になるには30年の修行が必要だから、未だに1ヶ月毎に文通をしているとか
- バイオリン職人をあきらめた聖司は、アンティークショップの後を継いで職人になれなかったから結婚しなかったとか
想像すればキリがないですね。。。
まあ、これ例えばで全部私が考えたのですが、自分でしっくりくるのは2番目でした。
何だか切ない青春の思い出を経験した。。。って方が、雫の作家としての深みを味わえるような気がして。
皆さんはどういった『その後』を想像しましたか?
これに絶対的な答えはなくて、皆さんが考えたことが答えですから友人や家族と理想を話し合ってもいいと思いますし、一人で自分にとっての最高のそれを想像するでもいいし、楽しみ方はそれぞれってことですね!
ちょっと、腑に落ちない結論だったかもしれませんが、それも宮崎駿先生の作品の味わいということで。。。
では!