偽膜性声帯炎という全く馴染みのない初耳の病名がニュースサイトに上がりました。
歌手の絢香さんがライブ公演期間中(2018年1月)に患った病気だそうです。
ライブ・・・『絢香 Acoustic Live Tour 2017-2018 ~3-STAR RAW~』
絢香さんはこの病気の治療のために1月13日・14日の名古屋公演を延期するとの結論に至っています。
そういえば1カ月程前にもflumpoolボーカルの山村さんも喉の病気で療養というニュースがありましたよね。。。
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そもそもこの『偽膜性声帯炎』を患う前に『急性上気道炎』という診断された体調不良もあったそうです。
も~聞きなれない病名ばかりで訳分かりません!
ですのでどんな病気か調べてみました!
偽膜性声帯炎ってどんな病気?その症状や原因って何?前兆はあるの?
『偽膜性声帯炎』については、名称そのもの自体あまり知られていないようで、『偽膜性』と『声帯炎』に分解して調べてみました。
何となくわかる『声帯炎』ですが、イメージ通りですね。
声帯に炎症が起こり、喉が痛んだり、声が枯れたりする症状。重症になると声が出なくなるケースもある。
引用https://kotobank.jp/word/急性声帯炎-192123
そして『偽膜性』とは...まあ特定のウイルス性による特異な膜ってことでしょうか。
一般人では理解に苦しみますね。
正常の構造をもたない膜。ジフテリアや赤痢などの炎症で,繊維素とえし組織からなる滲出(しんしゆつ)物が固まってできる。
引用https://www.weblio.jp/content/偽膜
要は症状としては『声帯炎』でその原因が『偽膜性』ってことですね。
前兆については判断が難しそうですね。
喉の違和感がそれにあたると思いますが、原因は喉の酷使や風邪による炎症初期のようなイメージでしょうか。
急性上気道炎と偽膜性声帯炎の関係性って何?
今回、絢香さんのケースを整理するとニュースサイトでは『偽膜性声帯炎』による2018年1月の公演延期となっていましたが、2017年末に『急性上気道炎』という喉に痛みを伴う症状に対し治療を試みていたようですね。
そして治療の結果、『急性上気道炎』は収まったようで、2017年12月26日はライブを決行したそうです。 しかし歌ったことが予想以上に負担となって今回の『偽膜性声帯炎』を発症したというのです。
『偽膜性声帯炎』についてはさっき調べた通りですね。
『急性上気道炎』について考えていきましょう。
これって文字そのままな感じもしますが、調べた結果やっぱり、その重々しい名称とは裏腹に急性の喉の炎症だそうです。
その発生原因は、風邪ウイルスによることが多いみたいです。
こう言われれば、な~んだって感じにありますね。
ってことは、要は風邪ウイルスに感染したことによる炎症『急性上気道炎』に対してジフテリアや赤痢等の特定ウイルスによって特異な症状を引き起こした状態が『偽膜性声帯炎』って解釈でいいような気がします。
発症しないための予防や発症したときの治療ってどういった方法?
『急性上気道炎』については、一般的に言われる風邪ですので予防は最も基本の手洗い、うがいですね。
また、治療法としては現状では風邪ウイルスを撃退できる特効薬はないようですので療養するしかないようです。
まあ、風邪ですから人間の持つ治癒力に頼るしかないですよね。
これだけ医学が発展してもこんなに身近なことの解決って原始的ですよね。
それだけ未知なことが溢れてるってことでしょうか。
『偽膜性声帯炎』についても、おそらく同様ですね。
そういえば結構勘違いされている方多いですが、風邪の薬って風邪を治そうとしている訳ではないのでご注意ください。
あくまで風邪薬のほとんどは症状を抑える薬ですよ。
最たる例はロキソニンやイブと言った解熱鎮痛剤ですね。
結局は人間自身が持つ免疫力や治癒力といったものが自らの体を守っていますので、体を休めることが最大の特効薬なのではないでしょうか。
絢香さんも無理せずよく休んで完全に回復した状態で私たちに癒しの歌声を届けてください!
応援しています!
参考http://www.kusano-jibika.com/illness/77