田原直哉選手が平昌五輪のスキー競技の日本代表に選出されました。
選出はフリースタイルスキーの1つの『エアリアル』と言う競技です。
スキーって意外と色々な競技がありますね。
この余り広く知られていないエアリアルで、初オリンピック出場権を獲得した、田原直哉選手について調べてみました。
田原直哉ってどんな人?体操・スキー 異色の経歴・年齢ってなに?
チョー驚きましたね!!!っていきなりすみません。
いやいや凄いんですよ!この方。
何が凄いって結論から言っちゃいますね。
1つ目は年齢です!
今年(2017年)37歳らしいです。(1980年12月24日生まれ)
ねっ!もうこれだけですごいでしょ。だって、37ですよ!
スポーツ選手の体力的ピークって大体27・8歳じゃないですか!
それよりも10歳も年齢を重ねた上での出場権獲得、素晴らしいとしか言いようがありません。
2つ目は経歴です!
オリンピック選手になれるような極僅かな人たちって子供のころから英才教育を受けたり、その競技一筋でやってきました!という経歴を想像しますが、田原選手は違うんです。
実は8歳の頃から社会人まで体操一筋だったそうです。因みに日体大(日本体育大学)出身で、社会人ではナショナルチームや日本代表にまでなっていたらしいので、身体能力や運動神経は人並み外れていたんでしょうね。
もちろんそこに相当の努力があったでろうことは言うまでもありませんが。
2006年に怪我で体操を引退したのですが、すぐに現在の『エアリアル』に転身したというのですから驚きです。
18年間も競技を続け、引退しらた私であれば怪我がなくてもきっと燃え尽き症候群でスポーツ以外でやっていこうと思うはずです。
で、そのエアリアルで2009年には日本代表に選出されておりその後数々の輝かしい成績を収めていることもなお驚き以外ありません。
体操で培った身体能力があれど体操での怪我が前提にあり、体力的にも衰え始める時期に1から始めた競技で上り詰めるって相当の努力があったことは間違いないはずです。
たぶん私たちが考える努力の域を超えた努力をされているのだと思います。
いかがでしょうか。私の冒頭の感覚、共感いただけますか?
あと、結構イケメンですよね。伊藤英明に似てませんか?
自身初オリンピック出場権を獲得できた勝因とは?
もちろん体操で培った日本代表にまで上り詰めたその身体能力や競技者としての精神みたいなものを活かせているところは大いにあると思います。
また、自身の中で未知の競技に対する、血の滲む努力があったことは、考え得るところです。
ですが、私が考える勝因はオリンピックに出場するということを、「思い描く夢」ではなく「実現する夢=目標」として競技に取組んだことだと思います。
田原選手のブログ等を拝見させていただきましたが、その内容から、田原選手にとってオリンピックって体操時代からの夢(目標)だったと捉えています。
それが夢目前で怪我により断念せざるを得なかったってことは、非常に悔しいと察します。
ただ、夢であるオリンピック出場を実現させることまでは諦められず、
夢=目標に対する手段を変えて、つまり現競技である「エアリアル」を選んで再チャレンジしたということです。
きっと競技選定についても闇雲ではなく、田原選手自身の能力を活かしながらライバル争いが少ないところを狙うような策略があったのかと推測します。※あくまでは私の憶測です。
従って、目標であるオリンピック出場を実現させるために何が必要かを明確にし確実に一つ一つ潰して行くことを実践したことが根本の勝因だと私は考えます。
平昌(ピョンチャン)五輪エアリアル、応援します!
26歳でそれまで18年も続けた体操を怪我で断念し、それでもめげずにオリンピックと言う自身の目標に向かって努力出来ることを本当に尊敬します。
未経験のエアリアルと言う畑も違うスキー競技、生活はアルバイト収入のみの時期もあったといいます。
その心身共に厳しい状況の中で頂点を目指すモチベーションを支えられたことが私には信じられませんが、一つ要因としては体操時代の仲間が大きいようです。
当時日本代表にも選ばれオリンピックに近い位置にいた田原選手だったと思いますから、当然周りの仲間もオリンピック選出候補になっているはずで、その仲間たちが体操で頑張り続けている姿を見てモチベーション維持をしていたらしいです。
私では絶対に出来ませんね。素晴らしい!
ここまで身を削ってやれる方であれば何をやっても成功しそうな気がします。
37歳でこれからのスポーツ選手としての現役期間もそう長くないと考えることもできますが、きっと現役引退後も何かで世間を驚かせてくれそうですね。