今回はお笑い芸人アンジャッシュ・児嶋一哉さんの話。
お笑い芸人でありながら、俳優としての演技力も評価されドラマのバイプレイヤーとして活躍されていますよね!
一時期は相方の渡部建さんが、ほぼピンのようにテレビ出演などされていましたが、今ではそれぞれがそれぞれの味を出して共に活躍されているので凄くうれしいです!
そんな児嶋一哉さんの代名詞と言えば、「児嶋だよ!」ですよね。
今回、この名台詞が生まれたきっかけやテレビに浸透した経緯が気になったので調べてみました!
アンジャッシュ児嶋一哉の『児嶋だよ』が誕生したのはいつ頃?きっかけ&元ネタが意外!
『児嶋だよ!』は、その言葉だけでは面白みはなくて、児嶋さんをいじって、突っ込むと言う一連の流れによって笑いが成立する事は皆さんご存知ですよね…
あ、これ活字で説明するとめちゃくちゃ面白くないですね(笑)
そんな、「児嶋だよ!」が誕生したきっかけや元ネタって何なんでしょうか?
「児嶋だよ!」ってツッコミは当時のアンジャッシュとしては意外だった!?
実は元々アンジャッシュ自体、舞台やテレビでのいじられキャラは望んでいなかったらしいです。
現在は、いじられキャラとして定着をしていますが、児嶋さん自身も、ダウンタウンの松本人志さんに憧れていたみたいで、ネタも含めた芸風をスタイリッシュにしたかったようです。
こんな雰囲気…?↓
ですが、そんな中でも楽屋等の裏側では今私たちが見ているような本来の児嶋さんで、思いっきり同世代芸人にいじられていたとのことw
その当時は、スタイリッシュに行きたいと言う芸風とのギャップもあり少し困惑しつつも、ツッコミがウケるので嬉しくもあったとか。
※同世代芸人⇒くりぃむしちゅー、バナナマン、アンタッチャブル、X-GUN、古坂大魔王など…
「児嶋だよ!」が誕生したのはいつ?最初に出した番組は…
テレビで「児嶋だよ!」のツッコミを目撃するようになってきたのは2011年頃からみたいです。
児嶋さん曰く、最初に「児嶋だよ!」のツッコミを最初に出したのは、おぼろげに覚えている中で、「明石家さんま&くりぃむしちゅー」が司会を務める番組だったそうです。
「おぼろげ」なので、テレビ番組名は本人からは語られていません。
ですが、時期とそのメンバーから推測するに、2010年8月21日(土)に放送された「さんま&くりぃむの芸能界㊙個人情報グランプリ(第6回放送)」だと思われます。
※あくまで状況証拠からの推測です。
「児嶋だよ!」のきっかけや元ネタが意外だった!
この番組の中で、後の「児嶋だよ!」のきっかけがあったとのことです。
さんまさんが、アンジャッシュを紹介する際に「渡部、今日は友達連れてきたのか?」と、いじったらしいんです。
おそらく、当時の小嶋さんが印象が薄かったために一般人と言うていで、振った感じですね!
この時に児嶋さんが「俺もアンジャッシュ!児嶋!児嶋!」とリアクションしたらしいんですよね。
流れ的にはオーソドックスなツッコミではあるんですが、そのタイミングとかジェスチャーとか諸々を含めてウケたんでしょうね!
そして、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、今の鉄板ネタである「大島さん」「児嶋だよ!」ではなかったんですよ。
つまりこれが元ネタだったわけですね。
【参考】https://www.asahi.com/and_M/20200424/11576384/
『児嶋だよ!』の始まりは?テレビで浸透したきっかけが凄かった!
『児嶋だよ!』(※単発)が晴れて世に出た後に、それがテレビでギャグとして浸透していくと言うことも結構凄いことだと思います。
さんまさんとの絡みで出たワード(リアクション)が必ずしもバズるなんて事もないと思いますから。
ちなみに、当時そういったいじりをされていないアンジャッシュがさんまさんにイジってもらえたのは、同世代芸人との共演が増えていったことによる影響だといいます。
前述した通り、同世代芸人たちは楽屋で児嶋さん総いじりするのですが、その楽屋のノリを本番中にも出してくることで、周りもアンジャッシュってこんなイジリしていいんだと言うふうになったみたいです。
その後、さんまさんと共演したときに「大島くん」「八丈島くん」などのフリを入れてくれるようになったとのことです。
そこから児嶋さんから『児嶋だよ!』を引き出す流れが徐々に広がり、いろんな人が同じようないじりをしてくれるようになり、テレビ番組内はもとより、一般人にも定着したといます。
特に、同世代芸人のおふざけノリで構成された「ロンドンハーツ」や「アメトーーク!」の影響が大きかったように思います!
その中でも、有吉弘行さんとアンタッチャブル・ザキヤマ、劇団ひとりが引き出しまくっていた印象ですねw
有吉さんに関しては、現在進行形でツイッターでもいじってますからねw
これは凄い流れですが、根本に児嶋さんの『人の良さ』と『芸のセンス』があったからこそ、そういった大きな潮流が生まれたんだと思います!
もうすぐ生誕10年になる分かりやすいギャグですから、今後も同じように鉄板として使われ続けるでしょうね!
一般人の「コジマさん」はいい迷惑かもしれませんが…w
【参考】https://www.asahi.com/and_M/20200424/11576384/
『児嶋だよ!』のいじりパターンまとめ!
ちなみに、『児嶋だよ!』の原形・基本形は、やっぱり、
大島さん… ⇒ 児嶋だよ!
ですが、それ以外のバリエーションを分かる範囲でまとめてみましたw
ちなみに、コジマって色んな漢字文字がありますが、その中でも『児嶋』という感じは多くないようで、「小島」「児島」という文字との間違いがよくあるようですね!
yahooもGoogleも検索する予測変換の中で、「児嶋だよ」よりも「児島だよ」「小島だよ」の方が関連ワードが沢山出てくるという現象が起こっています…
余談でしたw
では『児嶋だよ!』のパターンを並べて見ましょう!
…と言っても、『児嶋』を引き出すゲームなので無数に存在しますw
その中でも、特徴的なものをピックアップしてみました!
- 八丈島さん ⇒ 児嶋だよ!
- 青島さん ⇒ 児嶋だよ!
- 木島さん ⇒ 児嶋だよ!
- 誰だっけ? ⇒ 児嶋だよ!
- 渡部さん ⇒ 児嶋だよ!
- 児嶋さん ⇒ 児嶋だよ!(※合ってるパターン)
- 児嶋さん ⇒ 間違えろよ!
- おい、児嶋! ⇒ 先輩だぞ!
- 児嶋のドライブスルー(歩道を歩いていた時に横に停車した車の窓から「大島さん」 ⇒ 児嶋だよ!)
- 児嶋だよ!俺もだよ!違うだろ!なんて日だ!うるせぇよ!(Amazon-ドキュメンタル-)
初期は、単純な「〇島」というフリでいじられていましたが、
そのうち、『島』もつけないフリとなって、
飽きてきた頃には『児嶋』を先に言ってしまうという、イジリに変わり…
最終的には団体芸になるって言うw
こういう分かりやすい劇場型の笑いって、恐らく場の一体感を高める役割があって現場でも重宝されてるって証拠ですよね。
ダチョウ倶楽部の「どうぞ、どうぞ」のようなアレですね。
児嶋さんも、それまでこれと言ったキャラが無かったけど、『児嶋だよ』イジリをみんなが使ってくれることで、キャラが確立されて居場所となったっておっしゃってましたから。
児嶋さんが続く限り、親しまれるギャグになった気がします!
『児嶋だよ』誕生のきっかけ・元ネタが意外!いつから&イジられパターンも!…まとめ!
では、まとめて行きます!
今回紹介した内容は…
- 「児嶋だよ!」ってツッコミは当時のアンジャッシュ及び児嶋としてはキャラじゃなかった
- その殻を破ってくれたのは同世代芸人とさんまさん
- 「児嶋だよ!」の元ネタになったのは2010年頃のさんまさんとくりぃむしちゅーの番組内でのいじり
- 「児嶋だよ!」が生まれたきっかけもさんまさん「大島くん」
- 「児嶋だよ!」はもはや団体芸w
色々調べたことで、児嶋さんって優しい方で周りからとっても愛されている方だと感じました!
きっと、自分の本質と理想がアンマッチな売れだした頃のままの状況を今も続けていたら、今のような活躍の場はなかったかもしれません。
でも、同世代芸人仲間から児嶋さんの良さを本番中に引き出してもらったことで、それが世間に受け入れられ、キャラもついて非常に良かったと思います!
もちろん同世代の名だたる芸人さんたち(くりぃむしちゅー、バナナマン、アンタッチャブル、有吉弘行、古坂大魔王…)がイケるって思ったからこそなんですが、そのポテンシャルを持っていたのは児嶋さん自身ですからね!
そして、一過性ではなく10年近くも使い続けられるってもはや名人芸です。それは、児嶋さんが愛されている証拠だと思います!
最後に…
単独ライブしてたって知ってました?w
これからも、『児嶋だよ!』でお茶の間を笑わせてくれたら嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
では!