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五十幡亮汰と亡き母親&家族との約束…生い立ちとプロ野球への道のり

2020年ドラフト上位指名候補の中央大学・五十幡亮汰(読み方:いそばたりょうた)外野手について綴っていきたいと思います!

 

大学No1の俊足で注目されている五十幡亮汰選手は、中学時代陸上全国大会(100m・200m)で優勝(2冠)し、同時に現在、日本短距離界で有名なサニブラウン選手にも勝利したことは有名な話ですよね。

 

そんな五十幡亮汰選手ですが、プロ野球選手を目指すきっかけとなった生い立ちは悲しくも感動的な『母親との約束』があるそうです。

 

今回は、その『母親との約束』や『約束を果たすための家族(父親・姉)とのエピソード』について紹介したいと思います!

そして、同選手のWikipediaがまだありませんので最後にプロフィールも記載しておきます。

 

 

 




【生い立ち】五十幡亮汰と母親の約束…陸上を辞めプロ野球選手を目指したきっかけとは?

では、五十幡亮汰選手の『母親』と『母親との約束』について、紹介させていただきます。

あ、ティッシュかハンカチを横に置いておくことをおススメします…

 

五十幡亮汰の母親ってどんな人?

五十幡亮汰選手の母親は、息子のことがとにかく大好きでした。

亮汰選手は小学1年生の頃から地元のクラブ「行田東フェニックス」で野球をやっていて、お母さんは亮汰くんが野球をする姿をいつも楽しみにしていたそうです。

 

低学年の頃からバットを振り、ボールを打つなどの練習をさせてもらっていたようで、その中で亮汰くんがヒットを打つと声を上げて体全体で喜びを表現するような優しく明るいお母さんでした。

 

引用:http://spora.jp/swallowsjunior/posts/388557

 

五十幡亮汰の母親に起こった悲しい出来事…

そんな幸せな日々を過ごしている中、お母さんのガンが発覚…状態は末期で入院が必要なほど悪化していました。

子供を持っている親なら分かると思いますが、小学低学年と言えど物事は結構理解できるので、その当時の亮汰くんも状況は理解できていたと思います。その心境を考えると胸が張り裂けそうです…

 

お母さんとしては大好きな子供たちの為、そして、自身が子供たちの成長を見届けるために絶対に回復する、という気持ちで入退院を繰り返す闘病生活を送っていたと想像します。

そんな、闘病の支えになったのも子供の存在だったと思います。治療の合間の一時退院の際、亮汰くんの野球の話を聞くことが喜びでした。

 

五十幡亮汰が誓った母親との約束…

そうした、お母さんとガンとの闘いに無情にもピリオドが打たれます。

亮汰くんが小学3年生に上がった頃でした。

一時退院で帰宅したお母さん。亮汰くんは甘えるように一緒のベッドで寝たそうです。ですが、眠りについたお母さんは、その後、二度と目を開けることはありませんでした…

 

大好きな大切な母親が帰らぬ人となった悲しみから、色んなことが虚しく感じ、大好きだった野球を辞めようと考えたそうです。

そんな矢先、その気持ちを思い留めさせてくれた母親からのメッセージが見つかりました。

『お母さんは野球をしている亮汰が大好きです。頑張ってプロ野球選手になってください。』

引用:https://ikunouterakoya.com/wp-content/uploads/news201909.pdf

お母さんとのお別れから3日後の出来事でした。。。

 

お母さんは本当に優しくて亮汰くんのことが大好きだったんですね( ;∀;)

手紙を残して間もないことからすると、別れが近いことを悟っていたということですよね。その深い愛情があるからこそ、切な過ぎるエピソードです…

 

ですが、この手紙が亮汰少年を決意させました。

『絶対にプロ野球選手になる』

と。

この時、そう母親に約束したそうです。

五十幡亮汰選手は、この出来事をきっかけにプロ野球選手を目指し始めました。

 

 

 

【母親との約束を果たすために…】五十幡亮汰が家族(父親・姉)と目指したプロ野球選手

本気でプロ野球選手になることを決意した五十幡亮汰選手は、中学生に上がると学校の野球部には所属せず、地元のクラブ『東京神宮リトルシニア』に所属しました。

 

中学校の野球部は「軟式野球」であり、プロを目指す上でいち早く『硬式野球』に慣れるためです。

ですが中学校の部活に全く所属しなかったか、と言えばそうではなくて野球に活かす目的で『陸上部』に所属し、並行して短距離競技にも打ち込みました。

 

そして、『硬式野球』『陸上』どちらも本気で取り組んだ結果、

  • 陸上では、100m、200mで全国大会優勝(サニブラウンは3位)
  • 野球では、U-15アジアチャレンジマッチ2013選出(15歳以下の日本代表)

という2つの競技で日本のトップ選手となりました。

 

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/4305f2573fb4e3ee2ca80610d6946ae44c849942/images/000

 

これは、凄すぎます…Σ(゚Д゚)

 

ただ、この結果を得た陰には、父親と姉(1歳年上)の献身的な協力があってこそだったと語られています。

 

シングルファーザーとなった父親は仕事と家事をしながら、亮汰くんの練習の送迎などクラブ活動をサポートする形となりました。

練習は週末で、自宅から車で1時間の距離、早い時は朝4時に出発…送迎とは言えど、平日は当然仕事をしている訳でかなり大変なサポートだったと思います。

きっと、お母さんがいない状況ですので、お姉さんも中学生ながらお父さんと協力して家事をしていたことでしょうね。

 

ですから、中学時代の2つの偉業は家族で勝ち得た実績だと思いますし、そして、亮汰くん自身はこのことを本当に感謝しています。

 

また、父親が亮汰くんのサポートをするが故に必然とお姉さんは週末独りぼっちとなっていたことや家族が貴重な週末を亮汰くんの為に時間を使ってくれていたことに対して「申し訳ない」という気持ちと「感謝」とが入り混じっていると亮汰選手は語られています。

「僕中心の生活になってしまったせいで、姉は休みの日でも父と一緒に出掛けること
ができなかった。父と姉には大変な迷惑をかけてきました。必ずプロ野球選手になって、
恩返しをしたい気持ちでいっぱいです」

引用:https://ikunouterakoya.com/wp-content/uploads/news201909.pdf

 

引用:https://yuutre.com/1061.html

 

「母との約束」を知っている家族、なんとしても「母との約束」を成し遂げたい息子、協力してくれる家族、そして、バックアップしてくれる家族への感謝…

ホントにいい家庭です。これは父親、亡き母親が築いた財産ですね~( ;∀;)

 

この後、佐野日大高校に進学し1年生の夏からレギュラーを取り、中央大学でも1年生春から出場するような、凄い選手でドラフトの注目選手として取り上げられていますから、『プロ野球選手になって…』という「母との約束」を果たすタイミングが現実味を帯びてきていて、もうすぐそこまで来ていますね!

 

このエピソード…ドラマティック過ぎますよ~( ;∀;)

 

 

五十幡亮汰のプロフィール!50m&100mや一塁到達タイムが異次元!

Wikipediaが無いので一応記載していきます!

 

【プロフィール】

名前 : 五十幡亮汰(読み方:いそばたりょうた)

生年月日 : 1998年11月27日

年齢 : 21歳(2020年10月現在)

身長 : 172cm

体重 : 56kg

出身地 : 埼玉県行田市

投打 : 右投左打ち

ポジション : 外野手

特徴 : 俊足、強肩

 

引用:https://www.instagram.com/explore/tags/%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%B9%A1%E4%BA%AE%E6%B1%B0/

 

【記録】

50mタイム : 5秒42(大学日本代表合宿)

100mタイム : 10秒79(自己ベスト)

一塁到達タイム : 3秒76

二塁到達タイム : 7秒91

三塁到達タイム : 10秒58

【参考】https://pabb-lab.com/2020/02/11/%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%B9%A1-%E4%BA%AE%E6%B1%B0/

 

引用:https://www.instagram.com/explore/tags/%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%B9%A1%E4%BA%AE%E6%B1%B0/

 

【学歴&チーム】

小学校 : 行田東小学校・行田東フェニックス

中学校 : 生田市立長野中学校・東京神宮リトルシニア

高校  : 佐野日大高校

大学  : 中央大学

 

中学・高校もすごかったですが、大学でも実はベストナインを2度獲得したそうです!

 

やはり陸上で全国優勝したという実績通り足の速さが凄すぎますね!タイムも凄いですが、実際に映像を見るだけで早いことが一目でわかります!

そのくらい群を抜いて足が早いです!

 

 

そして、学生野球を詳しく解説している方々からの評価もかなり高いですね!

歴代プロ野球の俊足選手との比較もした上で韋駄天と言われた選手よりも確実に早く、現役プロ選手の中に入っても一番と言い切っています!

また、守備も定評があり、俊足が故に守備範囲が広く実は肩も強いと言うことです!

 

俊足と言えば盗塁ですが、小柄な元阪神タイガース・赤星憲広さんを超えるレベルに行けるとも言われていますし、小柄な強肩外野手で言えば、ヤクルトスワローズ・青木宣親選手のような肩の強さと言われています。

トップレベルの選手の上位互換?であれば、来シーズン(2021年)が非常に楽しみですね!きっと盗塁記録を塗り替えてくれることと思います!

 

 

 

五十幡亮汰と亡き母親&家族との約束…生い立ちとプロ野球への道のり

五十幡亮汰選手は実はTBSのテレビ番組『消えた天才』サニブラウンに勝った男として取り上げられていたそうです!

陸上界から去ったということであって、表舞台からは全然消えてませんでしたねw

 

そんな、陸上界で一時めちゃくちゃ期待された、五十幡亮汰選手の生い立ちを含めた『亡き母親との約束』というストーリーを共有させていただきました!

これ、凄い物語ですが決してフィクションではありませんからね!

 

引用:https://www.instagram.com/explore/tags/%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%B9%A1%E4%BA%AE%E6%B1%B0/

 

世の中とんでもないドラマがあるんですね。

でも、このドラマの裏側には、簡単には語れない父親と一歳年上の姉、そして、亮汰選手の尋常じゃない苦労があるわけですから、間違いなく家族で勝ち取った実績です。

 

きっと2020年ドラフト指名されプロ野球選手になられると思いますが、プロの世界でもトップに上り詰めて、天国の母親にプロの舞台で楽しい野球姿を見せてあげて欲しいです( ;∀;)

 

五十幡亮汰選手、応援してます。

 

では。

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