2019年5月1日より平成から新元号・令和(れいわ)に変更です!生前退位という稀な移行条件にお祝いムードが漂う中、仕事で使うEXCELで問題発生です!
日付の和暦表示を「令和(れいわ)」にしなければ…、でも「平成」から切り替えるのってどうやるの…?
令和と西暦の変換方法!単純計算で覚え方が超簡単!早見表も参考に
ってことで、今回、同じ悩みを抱えられている方に向けて、簡単で分かり易い、「平成」から「令和」への変更方法について紹介したいと思います!
これ、平成・令和という日付や元号のみならず、応用すれば色んな事に使えますので是非覚えて帰ってください!
EXCEL(エクセル)和暦を「平成31年」から「令和元年」へ変換する方法とは?
エクセルで設定されている和暦の平成31年5月1日以降の日付を「令和元年」に変更する方法について、まずは紹介していきます。
このやり方って、いくつもの方法があると思いますが、そのうちの一つで簡単でわかりやすく、かつ、その他の応用も効きやすい方法をチョイスしてみました!
Excel 令和へのアップデートはいつから?自動変換の手動対応法も!
まずは、イメージを共有しておきましょう!きっと、以下の画像の赤枠内のようになることを期待しているはずです!
では、解説していきます!
まず、操作するところは、コマンドの
ホーム → 条件付き書式設定 → ルールの管理
をクリックします。
次に「条件付き書式ルールの管理」が表示されますので、その中から「新規ルール…」をクリックします。
そして、上から二番目の
「指定の値を含むセルだけを書式設定」
を選択し、
「次のセルのみを書式設定」の所で「セル値」「次の値の間」を選択し、『43586』『43830』と入力し、一番下の「書式設定」をクリック。
すると、書式設定画面が出てきますので、その中から
「ユーザー定義」をクリックし次の文字を入力します。
「"令和元年"m"月"d"日";@」
そしたら、最後に「条件付き書式のルール管理」の最初の画面に戻りますから、「適応先」に必要なセルに範囲指定を設定し、
OKボタンを押せば、冒頭の表示の完成です!
これを上手く利用した、和暦を令和表示する簡単な自動入力設定を次に解説いたします!
EXCELの条件書式を使った和暦を令和へ変換する簡単自動入力設定とは?
これ、一見複雑に見える方もいらっしゃるかもしれませんが、正直一度やってみれば全然大したことがない設定ですから、とりあえず一度やってみることをおすすめします!
それで、この条件付き書式を活用すれば先々の設定も同時に出来ちゃいますから、「令和元年」のみならず、その先「令和2年」以降についても設定が可能です!
つまり、一度数年先までの設定しておけば、選択範囲においては自動入力設定となります!
基本的な手順は前述した内容と同じ方法なのですが、「ルール」を新規で追加していく必要があります。
つまり、イメージはこんな感じです!
先ほど、令和元年で設定した書式を2年、3年、4年…と変更し追加していけばOKです!
そして補足ですが、さきほど令和へ変換する数値を入力しましたが、そこは実はこういった表記でもOKなんです!
あの数値というのは、「1900年1月1日 = 1」とした時の「2019年5月1日 = 43586」なんですね~。
つまり、ダイレクトに平成32年1月1日と打った場合は自動的にその数値を読み取ってくれるわけです!
ということで、平成32年=令和2年、平成33年=令和3年と言う風に、一部コピペで増設していけば数年分はあっという間に条件設定できてしまうわけですね!
で、仮に令和5年までの設定をしたときにはこのような表示になります!
赤枠で囲った部分が条件付き書式が適応されたセルですね!上記の場合は敢えて、それぞれの年数表記をしているため、新元号の列のみにこの条件付き書式を設定していますが、実際の作業においてはシート全体をその設定にしてしまいたいと考えるはずですよね!
その時は、指定範囲をシート全体にしてしまえばOKです!
【補足】EXCEL和暦と西暦の変換方法とは?
補足的に和暦と西暦の変換方法について紹介しておきます!
意外と知らない方がいらっしゃるようですね!
これって結構簡単で、
「セルの書式設定」→「日付」→「カレンダーの種類」→「和暦」
たった、この操作だけですね!
ちなみに、「グレゴリオ暦」と言うのがいわゆる「西暦」のことです。
そしてさらに、補足なんですが、
前述した、
「ユーザー定義」をクリックし次の文字を入力します。
「"令和元年"m"月"d"日";@」
の所は、この日付の和暦を選択した後に「ユーザー定義」へ移行すれば、定義式が自然に表示されることになりますから、先頭の「[$-411]ggge」を削除して「令和〇年」を加えてあげれば少しだけ手間が省けます。
【補足2】EXCEL条件付き書式を別シートに適応する方法は?
そして、さらにさらに補足なんですが、条件付き書式を別シートにも適応したい場合、すでに条件付き書式を設定したシートをコピーして増設し、増設したシートを使用すれば条件設定を改めて行う必要がなくなります。
ということで、相当簡単に複数年の和暦変換が自動で可能になる手法についての紹介でした!
因みに、1年のみで良くて、もっと簡単に解決したい!って方はこちらをご覧下さい!
エクセル関数、令和(新元号)の暫定対応!超簡単な条件設定方法を解説!
では!