2017年末より数か月にわたり続いてきた、日本相撲協会と貴乃花親方との闘いでしたが、貴公俊の付け人への暴行問題が引き金となり急激に貴乃花親方の勢いが失速し、協会への告発状取り下げで敗北宣言となり最終的には監督責任として年寄へ降格処分が決定しました。
ふと思うのは元々理事だった貴乃花親方が年寄という階級に降格したことで給料や報酬って変わるんだよね?ってことです。
ですので階級や役職・序列みたいなその意味も含めて調べてみました~。
日本相撲協会ってどんな団体?「闇」や「腐ってる」という評判や評価とは?
日本相撲協会とは平たく言えば相撲の普及を目的として伝統文化の伝承や競技指導を実施している団体です。 海外ではJSA(Japan Sumo Association)と呼ばれるらしいです。
こう言えば健全な団体と思えますが、隠蔽体質だとか暴力容認の風土だとかっていうことが貴乃花親方の理事解任処分とともに広く騒がれるようになりましたよね。
見せ物としての相撲は大男のぶつかり合いでそれは迫力があり人気が高いことは頷けますが、組織としては現代社会の常識とはかけ離れた状況についてファンはどう考えるのでしょうか?
一般社会ではない閉じられた社会の中ではある意味そうなって然るべきなのかもしれませんし、そうならない方がおかしいのかもしれません。
結局は競技とはいえ格闘技ですから血の気の多い人の集まりの中では力が正義、もしくは守るものが一般社会と違ってもおかしくないですよね。
ですから「闇」だとか「腐ってる」だとかの批判や評判というのはあくまで一般社会に身を置く人の意見であって、協会に身を置く人にとっては当たり前の判断や基準だったりするんでしょうね~。
評価って前提が違うと全く異なると思いますから難しいですね~。
日本相撲協会の親方の階級や役職の序列ってなに?
親方の階級って6段階で分かれており、その役職は理事、副理事、役員待遇委員、委員、主任、年寄(平年寄)だそうです。
その中での序列とは上記の理事が最高位で年寄が最下位となります。 それぞれの役職内の序列は功績や実力、年齢で決まっていると思われます。そして全体序列が番付で決まっているようです。
それで今回の騒動で貴乃花親方はもともと理事で全体序列のNo3から年寄まで降格し、No83となって80位の降格となったと報道されております。
しかし、一連の騒動の中で協会方針に従わないことが処分につながっていますがそれは当然な気がしますね。
一般的に見れば少し違和感がありますが、基本は組織の人間ですからその組織のルールや仕来りが絶体ですよね。
親方の給料・報酬は?理事や年寄等の役職によって変わるの?
親方の給料は役職によって変わるようですね。 報酬額もそうだし、項目もいろいろとあるようです。
≪理事≫
月給 140.5万円
賞与 281万円
場所手当 60万円(20万円×3回)
年寄名跡金 60万円(5万円×12回)
在勤手当 48万円(4万円×12回)
合計 2135万円
≪年寄(平年寄)≫
月給 78.4万円
賞与 156.8万円
場所手当 60万円(20万円×3回)
年寄名跡金 60万円(5万円×12回)
在勤手当 18万円(1.5万円×12回)
合計 1235万円
貴乃花親方の場合は理事→年寄ですから年収が60%くらいに減額されたってことになります。 てかそれでもサラリーマンの倍です…。
まあ恐らく親方の場合プライベートなんてないようなもんですからそれが相対的に安いのか高いのか分かりませんが、一般感覚からすると年寄の方でも結構もらっている感覚ですね。
年収を考えると、理事が国会議員で年寄が大都市の地方議員見たいな差がありますね…。あ、分かりにくいっすね。
いづれにしても責任やプライベートな時間との兼ね合いを鑑みれば決して高くはないのかなと思います。
しかし貴乃花親方自身は減給をどう受け止めているんでしょうね?
これまでの積み立てもあるでしょうからそこはあまり気にしていなさそうですが、私だったら一か月くらい落ち込んで立ち直れないかもしれません。